外装塗装で「ゆず肌仕上げ」という仕上げ方法に興味をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
実は塗装でのゆず肌には、全く異なる2つの意味があるのでそれぞれ注意して使い分ける必要があります。
今回は、塗装におけるゆず肌について、塗装時の注意点と合わせて解説します。

□外壁塗装のゆず肌仕上げとは？

外装塗装でのゆず肌仕上げとは、凹凸のある仕上げ方で、果物のゆずのような凹凸ができることに由来しています。
日本の住宅で広く用いられており、塗料の成分の調節により、好みに合わせたさまざまな質感に変化させられるのが特徴です。
ゆず肌仕上げの凸凹をきれいに仕上げるにはそれなりの技術が必要になってきます。

ただし、塗装で「ゆず肌」というと失敗して意図せぬ凸凹な壁になってしまった場合も指すことがあります。
この場合、原因は粘度の調節の失敗にあることがほとんどです。
失敗してゆず肌になってしまった場合、施工不良となり耐久性に問題が出る可能性もあります。
少しでも不安に感じた場合は、遠慮せずに塗装業者に相談しましょう。

□ゆず肌仕上げの注意点

＊濃い色は避ける

ゆず肌仕上げの一番の魅力は、表面の凹凸にあります。
もし濃い色の塗料を選んだ場合、色が強くて凹凸が目立たず、せっかくのゆず肌の良さが消えてしまいます。
そのため、白色やクリーム色などの淡い色を選んで、表面の模様がしっかり感じられるようにしましょう。

＊耐用年数は塗料で決まる

壁の劣化する速さや寿命は用いた塗料で大きく変わってきます。
もちろん大切に扱うことも重要ですが、より長く使い続けられる壁にするためには塗料の種類にもこだわりましょう。
どの塗料が良いのかを知りたい場合は、事前に業者に問い合わせをして聞いてみることをおすすめします。
当社では、お電話かメールでお気軽にお問合せしていただけます。

＊汚れがつきやすい

残念ながら、ゆず肌仕上げの凸凹には水分や汚れが付着しやすいという欠点もあります。
この原因は、表面積が大きい分、汚れの原因となる空気中の成分を多く付着させてしまうことにあります。
そのため、きれいな外壁を維持するためにこまめな掃除を心がけましょう。
ゆず肌仕上げの壁に限らず、定期的にしっかり掃除することが長持ちさせるポイントです。

□まとめ

今回は、ゆず肌仕上げとその注意点について解説しました。
凹凸が特徴のゆず肌仕上げを用いる際は、塗料の種類と色にこだわり、掃除を欠かさないようにしましょう。
塗装に関してお悩みをお持ちの方は、ぜひ当社にお気軽にご相談ください。