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雨漏りで火災保険が申請できるのか?解説します!
2021年09月12日(日)
火災保険が適用されるのには、様々な審査基準がありますよね。
被害に遭われていても適用されるのか分からず申請を迷われる方も多いと思います。
そこで今回は、火災保険が適用される基準について詳しくご紹介していきます。
□雨漏りした際に火災保険が適用できる条件とは?
火災保険が適応されるのは、人的なものや経年劣化ではなく、自然災害によるものだと証明できるものに限ります。
日常的な雨風、雪などが吹き込んで劣化した場合は、自然災害によるものではなく、経年劣化とみなされやすいので注意が必要です。
風災であれば台風や竜巻、雪災であれば雪崩や大雪、水災であれば洪水や高潮、土砂崩れ等が対象になります。
他にも落雷、飛来物による破損、爆発、窃盗など適応されるものも多いので、審査基準を良く理解しておきましょう。
そして、適応対象であっても、災害にあってから3年以内に申請しなけば時効認定されてしまいます。
年数が経ってしまうと災害ではなく経年劣化だと扱われてしまうからです。
災害にあった際は遠慮せずに早めに申請するように気を付けてくださいね。
また、保険の種類にも注意が必要です。
免責方式の場合は、あらかじめ決めていた自己負担額より上回った分のみを保障してくれます。
損害額が下回っている場合は全額負担です。
規定されている金額以上の時は全額保証、下回ったときは全額負担するという両極端な保険もあります。
保険によって自己負担額が異なるので、損害額が適応しているか確認してから火災保険を申請してくださいね。
□風災、雪災、雹災が原因なら、雨漏りも保険適用対象になる!
*風災が原因で雨漏りが発生した
風災に適用される程の強風の目安は最大瞬間風速20メートル毎秒を超える風のことです。
分かりやすくいうと、風に向かって歩けない、車の走行中に横風に流される感覚がある、看板が外れるものが出てくる位の風を指します。
実際に住まいに起こる被害としては以下のものです。
・瓦が浮く
・雨樋や屋根が壊れる
・飛来物により外壁や屋根、窓ガラスが割れる
以上が、風災の例です。
*雪災が原因で雨漏りが発生した
北海道や日本海側で発生する大規模の大雪や雪崩は、雪災の認定を受けられます。
実際に住まいに起こる被害としては以下のものです。
・積雪の重みで建物が変形した
・雪の塊が落ちてきたことで建物が破損した
・雪解けの季節に浸水したことで建物が劣化した
以上が、雪害の例です。
*雹災が原因で雨漏りが発生した
雹というのは、柔らかい雪と違って積乱雲が作り出すかたい氷の塊のことを指します。
大きくなると卵ほどの大きさで、攻撃性が非常に高いです。
実際に住まいに起こる被害として、天窓、窓、瓦、壁等が割れたり穴が開いたりすることがあげられます。
以上のような例を参考に、適用される被害を見逃さないようにしましょう。
□まとめ
以上、火災保険が適用される水災、雪災、雹災についてご紹介しました。
他にも適用される被害例や保険の種類があるので、ひとりで無理だと諦めず、よく調べてみてくださいね。
ご質問や疑問点がございましたらご連絡ください。
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