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耐久性が高い塗料って?塗料のグレードについても解説します
2022年05月01日(日)
皆さんは、耐久性が高い塗料についてどれほどご存知でしょうか。
塗料の中にもグレードがあり、材質によっても適した塗料は異なります。
耐久性の高い塗料や適した材質を知ることは、スムーズな作業に繋がります。
そこで今回は、耐久性が高い塗料について解説します。
□塗料の種類と耐久性、グレードについて解説!
塗料は主に、顔料と樹脂からできています。
顔料とは、塗料の色ツヤを決める役割を持つものです。
また、樹脂とは耐久性に関わるもので、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素の順に耐久性が高くなっています。
主流とされている塗料はシリコン塗料です。
アクリルやウレタンは耐久性が低いため、現在では外壁や屋根の塗装には使用されていないことがほとんどです。
また、フッ素も価格が従来よりも抑えられたものが登場し、普及が進んでいます。
さらに、2012年に開発されたラジカル塗料も非常に人気です。
ラジカル塗料は塗膜が劣化しにくく、高い耐久性を持つことが特徴として挙げられます。
価格もシリコンとほぼ同じながら、シリコンよりも耐久性は高くなっています。
中でも最も耐久性の高い塗料は無機塗料です。
一般的な塗料の樹脂には有機物が含まれているのに対し、無機塗料にはセラミックやケイ素といった無機物が配合されています。
そんな無機塗料の最大のメリットは、紫外線への強さであると言われています。
アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素の順に、無機塗料はフッ素よりも耐久性が高く、グレードとしても高いと前述しました。
それぞれの塗料の耐用年数は以下の通りです。
・アクリル4〜7年
・ウレタン8〜10年
・シリコン10年〜15年
・ラジカル12〜17年
・フッ素15〜20年
・無機塗料20〜25年
これらのグレードから考えると無機塗料が良いと感じられる方が多いと思いますが、他の塗料にもその塗料ならではのメリットがあります。
そのため、ご自身にとって最適な塗料を見つけることが大切です。
□水性と油性の違いについて解説!
塗料は種類や材質による分類の他にも、水性か油性ということでも分けられます。
また、水性か油性かによって、耐久年数は異なります。
特に油性であれば、比較的長持ちしやすいです。
ただし、最近では水性でも耐久年数が油性と同様のものもあると言われています。
□まとめ
今回は、耐久性が高い塗料について解説しました。
耐久性が高いことももちろん大切ですが、それぞれのメリットを把握しておくことも非常に大切です。
ぜひ、今回の記事を参考に耐久性やメリットを押さえて、ご自身の条件に合う塗料を見つけてみてください。
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