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コロニアル屋根の種類とは?劣化症状に対するメンテナンス法も押さえておきましょう!
2022年06月16日(木)
コロニアル屋根にしようとお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、コロニアルの種類と劣化の症状です。
今回は、コロニアルの代表的な4つの種類や、主な劣化の症状をご紹介します。
これらを知っておくことで、コロニアル屋根を選ぶ時や、メンテナンスをする時に役立つので、ぜひ参考にしてください。
□代表的な4つの種類をご紹介!
ここでは、コロニアルの代表的なものとして、現在製造が中止されているものを含む4つの種類をご紹介します。
まず1つ目は、ニューコロニアルです。
ニューコロニアルは、昭和54年から平成13年まで製造されており、現在は製造中止となっています。
アスベスト入りの屋根材であるため耐久性に優れていましたが、屋根の張り替えを行う際にアスベストの飛散の恐れがあり、健康被害が問題視されていました。
2つ目は、コロニアルNEOです。
こちらは平成13年から製造されていましたが、現在は製造されていません。
アスベストの健康被害が問題とされてから、アスベストを含まないものとしてコロニアルNEOが販売されるようになりました。
その一方で、アスベストを含まないため割れやすくなり、塗装をしても耐久性があまり高くないことが新たな問題とされていました。
3つ目は、コロニアルクァッドです。
コロニアルクァッドは、現在も製造されている、一番人気のある種類です。
アスベストは含まれていませんが、コロニアルNEOよりも耐久性が高いと言われています。
4つ目は、コロニアルグラッサです。
こちらも現在製造されているコロニアル屋根材です。
コロニアルクァッドよりもグレードが高いのが特徴です。
□コロニアルのよくある劣化症状とは?
続いては、コロニアル屋根のよくある劣化症状をご紹介します。
それぞれの劣化症状による適切なメンテナンス法も踏まえて把握しておきましょう。
*色あせの症状
コロニアル屋根は耐久性が高いと言われていますが、日々雨風や紫外線を浴びているため、色あせの症状が現れてきます。
色あせの症状が出たままずっと放置しておくと、屋根材の傷みに繋がります。
色あせの初期段階で塗装を行うことで屋根材の耐久性を維持しやすくなるため、早めに症状を確認できるよう定期的にメンテナンスを行いましょう。
*ひび割れの症状
厚さが薄いコロニアル屋根は、強風や荷重によってひび割れの症状が起こりやすいです。
ひび割れが発生すると、その隙間から雨水が入り込み、内部の腐食に繋がることも考えられます。
部屋に水分が含まれると、乾燥した時に反りの症状が現れることもあるため、早めに対処することをおすすめします。
*苔や藻の繁殖
コロニアル屋根によく見られる劣化症状の一つが、苔や藻の繁殖です。
苔や藻が発生すると、見た目に問題があるだけではなく、屋根材の劣化を早めてしまいます。
また、苔や藻をそのままにしておくと屋根に湿気が溜まったままの状態が続くため、水分が蒸発せず悪循環に陥ります。
メンテナンスで苔や藻は取り除けるため、水分を溜め込まないように定期的にチェックをしましょう。
□まとめ
今回は、コロニアルの代表的な4つの種類や、主な劣化の症状をご紹介しました。
コロニアル屋根は、耐久性が高く屋根に使用しやすい素材です。
長く使い続けるためにも、劣化症状を見逃さないようにメンテナンスは怠らないようにしましょう。
コロニアル屋根の張り替えをお考えの方は、ぜひ当社までご連絡ください。
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