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遮熱効果のある塗料に耐久性はあるの?遮熱塗料の耐用年数とは
2022年06月24日(金)
「遮熱効果のある塗料に耐久性があるのか知りたい」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
省エネ効果のある遮熱塗料ですが、長く綺麗な状態を保つためには耐久性も必要ですよね。
そこで今回は、遮熱塗料の耐用年数と、耐久性を維持するためのポイントを紹介します。
□遮熱塗料の耐用年数とは?
家の屋根や外壁に使用される塗料には、主にアクリル系、シリコン系、ウレタン系、そしてフッ素系に分けられます。
その中でも遮熱塗料として用いられているのが、シリコン系の塗料です。
シリコン系塗料の耐用年数は、およそ10年から15年が一般的とされています。
しかし、日射量や雨、風、そして埃などの環境によって遮熱塗料の耐用年数は異なります。
さらに、屋根や壁の素材などはそれぞれの家で違うため、施工条件によっても耐用年数は変わってきます。
そのため、遮熱塗料の耐用年数は一律に何年までと言うのは決まっていません。
シリコン系塗料は15年ほどが耐用年数とされていますが、この年数はあくまで一つの目安として覚えておくと良いでしょう。
最も大切なのは、家の屋根や壁の素材を把握した上で、その素材に合った塗装を考えることです。
□遮熱塗料の耐久性を維持させるにはどうしたらいいの?
遮熱塗料に高い耐久性を求めるのであれば、耐久性を維持させるためのポイントをいくつか理解しておきましょう。
ここでは、押さえておきたい2つのポイントをご紹介します。
まず1つ目は、遮熱塗料についた汚れを落とすことです。
遮熱塗料に限らず全ての塗料に言えることですが、塗料の耐久性を維持するためには日頃からメンテナンスを行うことが必要です。
たとえ汚れに強い塗料であったとしても、汚れがついたままの状態が続くと劣化しやすくなります。
汚れを落とすことによって、低下した遮熱性の効果を回復させられるため、耐久性を維持するためには定期的に外壁を洗浄することをおすすめします。
2つ目は、白に近い色の塗料を選ぶことです。
遮熱塗料は太陽の熱に強い特徴がありますが、色によっては遮熱性の効果は異なります。
例えば黒に近い色を選んだ場合、黒は熱を吸収しやすいため遮熱効果があまり感じられない可能性があります。
遮熱効果を十分に発揮させるには、できる限り日射反射率が高い白を選ぶようにしましょう。
一方で、白は汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。
白に近い色を使用する際は、綺麗な状態を保てるように日頃からメンテナンスを行うことが大切です。
□まとめ
今回は、遮熱塗料の耐用年数と、耐久性を維持するためのポイントを紹介しました。
遮熱塗料の耐久性は、施工条件や環境によって異なります。
ご自身の家に使用されている素材や、周辺の環境を事前に確認した上で、適切な塗料を選ぶようにしましょう。
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