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外壁のカバー工法とは?メリットと使用する壁材をご紹介します!
2022年10月05日(水)
外壁のリフォームには「塗装」「張り替え」などさまざまな種類がありますが、中でも重ね張り(カバー工法)は近年利用者の多い方法です。
そこで今回は、外壁のメンテナンスでカバー工法を選ぶメリットをご紹介します。
また、外壁のカバー工法で使用する壁材もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□外壁のメンテナンスにカバー工法を選ぶメリットとは?
ここからは、カバー工法のメリットを2つご紹介します。
1つ目が、費用と工事期間を抑えられることです。
カバー工法はその名の通り、既存の外壁の上に新しい外壁材を張る工法を指します。
家に住みながらの施工が可能で、張り替えリフォームと異なり既存の外壁を取り除く必要もありません。
下地材の状態確認のために土台や軒下に近い所を剥がす場合はあるものの、基本的にはその他の大部分は残したまま、新しい外壁を張りつけます。
そのため、外壁の解体や撤去にかかる手間や費用はほぼ発生せず、張り替えリフォームと比較して、工事の期間や費用を大幅に削減できます。
2つ目が、断熱性・防音性の向上が見込めることです。
外壁材を重ねると、壁と壁の間には空気の層ができます。
この空気層が水分を含む暖かい空気や冷たい空気を遮断するので、夏は涼しく冬は暖かい室温を保ちやすいのです。
冷暖房にかかる光熱費の節約にも繋がるでしょう。
また、外壁が厚くなることで、遮音性の効力も上がるでしょう。
車両の走行音など、屋外から聞こえる騒音が室内に伝わりにくくなれば、より静かで快適な生活が叶うでしょう。
□外壁のカバー工法で使用する壁材をご紹介!
外壁カバー工法で用いる素材は、樹脂サイディングと金属サイディングの大きく2つに分けられます。
ここからは、これらの素材の特徴についてご紹介します。
まずは、樹脂サイディングです。
樹脂サイディングは最も価格が低く、施工も簡単な素材です。
ただし、おおよそのデザインがすでに決定しており、断熱性能が他のサイディングと比較して劣る点に注意しましょう。
次に、樹脂サイディングですが、樹脂サイディングは3種類に分かれます。
1つ目が、ガルバリウム鋼板で、現在わが国で最も使用されているサイディングです。
2つ目が、ガルバリウム銅板を改良したエスジーエル鋼板です。
比較的新しい素材で、海岸沿いなどでもさびにくいという特徴があります。
3つ目が、ガルバリウム鋼板が普及する前に最も使用されていたアルミです。
アルミは防錆性と軽さに優れており、サイディングの中では最も高額な素材です。
□まとめ
今回は、「外壁のメンテナンスを考えているがどんな方法を選べばよいのかわからない」という方に向けて、カバー工法のメリットをご紹介しました。
また、外壁のカバー工法で使用する壁材についてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。
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