外壁塗装での出費は非常に大きいですから、失敗したくない方が多いでしょう。

しかし、トラブルが起こりやすいと言われているのも外壁塗装です。
そこでこの記事では外壁塗装でよく起こるトラブルと対策をご紹介します。

□外壁塗装でよく起こるトラブルとは？

外壁塗装ではトラブルがよく起こると言われていますが、具体的にどのようなトラブルが起きるのでしょうか。
ここでは代表的なトラブルをいくつかご紹介します。

＊外壁の色味がイメージと違う

外壁塗装で最も楽しみな工程の1つに色選びがあるでしょう。
外壁は家の印象に直結しますから、慎重に選びたいでしょう。

しかし、ここで注意していただきたいのが色見本です。

色見本にはたくさんの種類があり、中にはかなり似通った色もあるでしょう。
面積効果という、見る面積によって同じ色でも違う色に見える現象もあるので、色選びをする際には大きめのサンプルで色を確認しましょう。

＊高圧洗浄の際に水が室内に入ってしまった

高圧洗浄の際に水が室内に入ってしまうことがあります。
これは家主側が窓を閉め忘れてしまっていたり、塗装店側が外壁の状態や場所を考えずに同じ水圧で高圧洗浄をしてしまったりと、両方のミスが考えられます。

＊すぐに塗装が剥がれてしまった

外壁塗装をしてから1年以内に塗装の表面が剥がれてしまったり、色あせが起こってしまったりするケースが多いです。
これには主に以下の3つの原因が考えられます。

・下塗りの量が不足していたため、上塗りとの密着性が低くなってしまった
・高圧洗浄を行わないまま下塗り材を塗ってしまった
・下地の素材が使用した塗料とマッチしない

□トラブルを防止するためにはどうすれば良い？

では、このようなトラブルを防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。
外壁の色味がイメージと異なっている場合は、面積効果の考慮ももちろん必要ですが、天気や時間によって見え方が変わってくるということも考えなければなりません。

よく晴れた日中と空が赤い夕方だと、見え方が変わってくるのは簡単に想像できるでしょう。
仕上がりをイメージするためにも、いろんな時間帯で色を確認してみると良いかもしれません。

また、塗装がすぐに剥がれてくるというケースを防止するには、事前の確認を怠ってはいけません。
先ほども紹介したように、正しいステップが踏まれていない可能性があるので、塗装前に保証内容を確認しておきましょう。

□まとめ

外壁塗装でよく起こるトラブルと防止するための対策について紹介しました。
トラブルは事前に知って対策を打っておけば、高い確率で防止できます。
ぜひ今回の記事を参考にして、外壁塗装を成功させてください。