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外壁塗装の耐用年数30年は嘘?耐用年数を長くするポイントについても解説します
2022年03月27日(日)
外壁塗装の耐用年数は30年という情報を耳にしている方がいらっしゃるでしょう。
ですが、実際のところ、外壁塗装は30年も持ちません。
このように、知っているようで知らない情報がたくさんあります。
そこで、今回は外壁塗装の耐用年数について解説します。
□外壁塗装の耐用年数を外壁部位ごとに解説!
外壁塗装の耐用年数は10年から20年と言われています。
稀に、耐用年数を30年という業者が存在しますが、現在、生産されている塗料で30年も保つものはありません。
耐用年数について「業者が指定した年数になるまで劣化しない」「期限が来るまではメンテナンスを行わなくても大丈夫」と思われている方がいますが、それらは危険な考え方です。
そもそも耐用年数とは、一般的な使い方をした場合に、業者が保証できる期限のことを指します。
そのため使用限度のことを指し、耐用年数内に劣化することは十分ありえます。
また、日本は特に災害が多い国ですから、台風や地震が起きてしまった場合、耐用年数は関係なくとも使用できない状態になることも考えられます。
だからこそ、耐用年数の定義を理解しておくことは非常に重要です。
□外壁塗装の耐用年数を長くするコツを解説!
耐用年数が30年の外壁塗装はありませんが、工夫次第で、耐用年数を長くできます。
ここでは、その耐用年数を長くするコツを3つ解説します。
1つ目は、耐用年数の長い種類の塗料を使うことです。
最も耐用年数が長い塗料は、フッ素です。
フッ素はシリコンの1.33倍ほど耐用年数が長いです。
ただし、フッ素は高額なため、あまり選ぶ方がいません。
しかし、シリコンとの価格差は1.25倍ほどしかありません。
耐用年数で割ってコストパフォーマンスを考えると、シリコンよりもフッ素の方が良いと言えます。
フッ素を使用する際は、一時的な支払い金額に注意しましょう。
2つ目は、塗料のグレードをしっかりとこだわって決めることです。
同じ種類の塗料でも、グレードの違いによって耐用年数は異なります。
シリコンやフッ素の含有率が低ければ短く、高ければ長くなります。
もちろん、長く保つ方が高額になります。
値段よりも耐用年数や外壁塗装の回数を気にされる方は、グレードを気にして塗料を選ぶと良いでしょう。
3つ目は、外壁塗装の技術のある業者に依頼することです。
外壁塗装の技術も、会社や職人さんによって差が生じます。
少しでも塗り残しがあるようなら、劣化が進み、家の傷みが進む原因になります。
技術力の低い職人が塗った場所は、いくら高額な塗料を作っていても早くに剥がれてしまいます。
塗装には国家資格があります。
国家資格を持っていることを確認することで、技術があることを証明されます。
□まとめ
今回は、外壁塗装の耐用年数について解説しました。
外壁塗装は、簡単に変えられるものではありません。
ですので、しっかりとした知識を持って選択することが重要です。
ぜひ、今回の記事を参考に長く保つ外壁塗装にしてください。
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