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外壁タイルのメンテナンスでお悩みの方へ!メンテナンス方法や注意点を解説します
2022年04月20日(水)
外壁タイルでは、さまざまな劣化が考えられます。
外壁タイルのメンテナンス方法を知っておくと、いざメンテナンスが必要になったときにスムーズにメンテナンスできます。
そこで、今回は外壁タイルのメンテナンスについて解説します。
□タイルのメンテナンス方法と費用について解説!
タイル外壁には、たくさんの種類の劣化が考えられます。
ここでは、タイル外壁の主な劣化症状別でメンテナンス方法とその費用を解説します。
タイルが汚れている場合は、高圧洗浄を行いましょう。
タイルは汚れにくい建材ですが、10年前後も経過すると汚れが蓄積します。
高圧洗浄が主なメンテナンス方法ですが、手の届く範囲であれば、ご自身でも洗浄可能です。
汚れが落ちにくい場合は、タイル専用の中性洗剤を使って洗いましょう。
高圧洗浄自体は1平方メートルあたり200〜300円ですが、タイル部分が高い位置にもある場合、足場を作ることも考えられます。
その場合、足場の単価相場は1平方メートルあたり700〜1100円です。
目地のひび割れの場合には、目地の交換が必要です。
目地部分のコーキングは7〜10年ほどで劣化します。
また、目地のモルタルが欠けてしまっている場合も補修が必要です。
メンテナンス方法としては、コーキング打ち替えか増し打ちです。
この場合の費用は、1平方メートルあたり700〜1200円です。
モルタル補修もメンテナンス方法としてありますが、この場合、費用は面積ではなく箇所数計算であり、1箇所あたり500〜700円が相場です。
タイルの浮きの場合、見た目ではわからないため、定期的にプロの点検診断を行い、早期発見しましょう。
タイルの浮きがモルタルの劣化によるものであれば、メンテナンス方法はエポキシ樹脂充填かモルタル左官になります。
エポキシ樹脂充填は1箇所あたり500〜900円で、モルタル左官は1平方メートルあたり1000〜2000円です。
一方接着剤の劣化によるものは、メンテナンス方法として接着剤で付けることが挙げられます。
この場合、1箇所500〜700円かかりますが、DIYで施工可能なため業者を呼ぶ必要はありません。
タイルが剥がれている場合は、モルタルの劣化と接着剤の劣化のどちらかが原因です。
モルタルの劣化の場合、モルタル左官でメンテナンスを行い、1㎡あたり、1000〜2000円です。
接着剤の劣化の場合、接着剤で付ける施工を行い、1箇所あたり500〜700円です。
タイルのひび割れの場合、放置しておくと、内部のモルタルや接着剤に水が浸透し耐久性を弱らせてしまいます。
ひび割れを見つけた際は、すぐに交換しましょう。
費用は1枚500〜1000円です。
内部のモルタルまでのひび割れの場合は、モルタル左官とタイル交換で補修し、費用はモルタル左官が1平方メートルあたり1000〜2000円で、タイル交換が1枚500〜1000円です。
□メンテナンスする際の注意点を解説!
メンテナンス時の注意点は以下の通りです。
・数枚だけ剥がれた場合は部分メンテナンスを随時する
・打診検査をしない施工業者は避ける
・悪徳業者の対策をする
これらの注意点を把握することで、無駄な費用がかかる、騙されるといった失敗が起こりにくくなります。
□まとめ
今回は、外壁タイルのメンテナンスについて解説しました。
タイルのメンテナンスには、何かと費用がかかりますし、メンテナンス部分が広範囲になればなるほど費用は高くつきます。
そのため、日々しっかりと確認することが大切です。
ぜひ、今回の記事を参考にメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。
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