- ホーム
- 現場ブログ
現場ブログ
塗料選びには耐候性に注目!耐候性が高いとされる塗料をご紹介します
2022年06月04日(土)
塗料選びの際、紫外線による劣化を防ぐためにも耐候性の高い塗料を選ぶことが重要です。
耐候性が高い塗料には、代表的なものとして無機塗料があります。
そこで今回は、耐候性の高い無機塗料の基本情報や、塗料に含まれている効果を発揮させるためのポイントについても解説します。
□耐候性の高い無機塗料とは何?
無機塗料とは何か、あまりご存じでない方も少なくないでしょう。
ここでは、無機塗料の基本情報について紹介します。
そもそも無機塗料とは、その名の通りセラミックやケイ素などの無機物を主な成分とした塗料のことです。
そのため、他の塗料よりも寿命が長く、高い耐候性を持つことで知られています。
耐候性とは、紫外線にさらされても劣化が起こりにくいことを意味します。
今まで、塗装に使用される塗料にとって、紫外線により塗膜が劣化してしまうことが大きな課題点でした。
この課題を解決するために開発されたのが、無機塗料です。
無機物を主な成分とすることで、無機塗料は約15年もの耐候性の持続を実現しました。
□塗料に含まれる効果を十分に発揮させるためには?
これまで、無機塗料には高い耐候性があると言うことをお伝えしました。
このような塗料に含まれる効果を十分に発揮させるためには、施工要領において重要なポイントが2つあります。
まず1つ目は、基準とされる塗布量を守っているかどうかです。
塗料を塗る際、1平方メートルにつきどのくらいの量を塗るべきかの基準が設定されています。
もし、その基準が満たされていない場合、たとえ表面上は綺麗に塗られていても、塗装の厚みが薄いことで塗料の効果が十分に発揮されない可能性があります。
2つ目は、乾燥時間を守っているかどうかです。
塗料は、空気中に水分や溶剤成分が蒸発することによって塗膜になります。
そのため、もし十分に乾燥させないまま塗り重ねてしまうと、塗膜がうまく付着せず数年で剥がれてしまう場合や膨れてしまう原因にもなりかねます。
このように、塗料に含まれる効果を十分に発揮させるためには、基準を守って正しく施工する必要があるのです。
□まとめ
今回は、耐候性の高い無機塗料の基本情報や、塗料の効果を発揮させるためのポイントを紹介しました。
耐候性は、塗膜を長く綺麗な状態に保つために欠かせない性能です。
当社では、一級塗装技能士の資格を持つ職人が責任を持って施工しますので、安心してご利用いただけます。
ぜひ、お気軽にご連絡ください。
人気記事
塗装工事のタッチアップとは?どういう時に必要かとその重要性について解説します!
外装塗装でタッチアップという言葉を聞いたが、どういうものなの...
外壁塗装が長持ちしやすい色とは?外壁塗装を長持ちさせるためのポイントもご紹介!
外壁塗装をお考えの方の中には、できる限り色あせや汚れが目立た...
耐久性が高い塗料って?塗料のグレードについても解説します
皆さんは、耐久性が高い塗料についてどれほどご存知でしょうか。...