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屋根塗装の耐用年数はどのくらい?耐用年数を過ぎると生じる劣化症状をご紹介!
2022年11月27日(日)
屋根塗装は定期的にメンテナンスしなければ、その機能性や見た目が悪くなってしまいます。
そのため、屋根塗装を行う時には塗料の耐用年数をきちんと守ることが大切です。
今回は、屋根塗装の耐用年数について解説します。
ぜひ参考にしてください。
□屋根塗装の耐用年数について
塗料ごとの耐用年数は以下の通りです。
1つ目は、アクリルです。
この塗料は、耐用年数が5年から7年程度と比較的短く、汚れやすいことが特徴です。
そのため、以前は主流として扱われていましたが、現在ではあまり使用されていません。
コストパフォーマンスの面では優れますが、短い期間で塗り替える必要があるので手間がかかります。
2つ目は、シリコンです。
これは、10年から13年程度持続し、汚れの付着や色落ちが少なく安定感のある塗料です。
近年では防水性があるものも発売されているため、機能性の面でも優れた塗料だと言えます。
3つ目は、フッ素です。
耐用年数は、15年から20年と長いことが魅力的な塗料です。
そして、耐熱性や耐候性、不燃性などの機能もあるため、近年注目を浴びています。
4つ目は、無機です。
この塗料は紹介するものの中で最も耐用年数が長く、20年以上持続します。
高い結合エネルギーを持っているため、長い間美しく保てます。
□耐用年数を過ぎるとどうなるのか
耐用年数が過ぎると発生する現象としては、以下のものが挙げられます。
*チョーキング
チョーキングとは、外壁材の上にチョークの粉のような白い粉が浮き出る状態のことを言います。
また、見た目ではわからなくても、手で触った時に白い粉が付着する状態もチョーキングが発生しています。
これが発生するのは、塗料に含まれている合成樹脂が紫外線や雨によって分解されて浮き出ることが原因です。
チョーキングが発生していると、外壁の耐久性や防水性が下がっているため、放置しないようにしましょう。
*コケ・藻・カビ
これらの汚れが発生した場合は、防水性能が失われていることを示しています。
防水性能が弱まったまま放置すると、屋根の下地にまで雨が浸透して雨漏りが発生する可能性があるので注意しましょう。
また、その影響で室内にまでカビが発生すると、鼻炎や喘息といった症状を引き起こすこともあるので、早めに対処する必要があります。
□まとめ
屋根塗装の耐用年数についておわかりいただけたのではないでしょうか。
耐用年数を過ぎると、チョーキングが発生したりコケや藻などの汚れが付着する可能性が高いので注意しましょう。
何か気になることがある方は、当社までお気軽にお問い合わせください。
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