「外壁塗装に使われる塗料にはそれぞれどんな特徴があるのか」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
塗料にはいくつか種類がありますが、耐久性などに関する特徴がそれぞれにあり、特徴を知っておくことで塗料を選びやすくなります。
そこで今回は、塗料の材料と塗料の種類ごとの特徴についてご説明します。

□外壁塗装の塗料の材料には何が使われているのか？

外壁塗装の塗料の材料には4つのものが使われています。

1つ目は、顔料です。
顔料は、塗料に色を付けるために使います。
顔料は全ての塗料に含まれているわけではなく、クリヤー塗料のような、透明な色で塗装するのに使われる塗料には顔料は含まれていません。

2つ目は、合成樹脂です。
合成樹脂は、シリコンやフッ素などのことを指し、合成樹脂によっては塗装の耐久性を高くします。

3つ目は、希釈剤です。
希釈剤は、顔料や合成樹脂を塗りやすくするために、これらを溶かすものです。
希釈剤として水やシンナーなどを使います。

4つ目は、添加剤です。
添加剤は、塗料に特別な機能を与えるために使います。
添加剤には、乾燥剤や防腐剤、艶調整剤、湿潤剤、塗料の粘度を上げるために使うタレ止め剤があります。

□塗料の種類ごとの特徴とは？

ここでは、アクリル系塗料、ウレタン塗料、シリコン系塗料、フッ素系塗料の4種類の塗料ごとの特徴をご説明します。

アクリル系塗料は、色を鮮明に出せる塗料です。
リーズナブルな反面、耐用年数が短いという特徴があります。
そのため、頻繁に塗り替えることを希望される方や、リーズナブルな塗料をお求めの方におすすめです。

ウレタン塗料は、比較的リーズナブルであり、かつ防水性や密着性が高い塗料です。
バランスの良い塗料であり、様々な用途に使われています。
リーズナブルな塗料や防水性・密着性の高い塗料をお求めの方におすすめです。

シリコン系塗料は、非常に人気がある塗料です。
総合的な耐久性が高く耐用年数が長いという特徴があります。
そのため、耐用年数が長い塗料をお求めの方におすすめです。

フッ素系塗料は、耐候性や撥水性が高い塗料です。
美しい光沢がある反面、汚れやすいという特徴があります。
長い目で見たときにコストを抑えられる塗料をお求めの方におすすめです。

□まとめ

今回は、塗料の材料と塗料の種類ごとの特徴についてご説明しました。
外壁塗装をお考えの方は、今回ご説明したことを是非参考にして塗料を選んでみてください。
当社では、塗装に関するご質問・ご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。