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透湿性の高い塗料とは?透湿性塗料の効果について解説します!
2022年04月12日(火)
外壁塗装をおお考えの方の中には、どの塗料を使用するのが良いかわからにという方も多いでしょう。
そこで今回は、透湿性の高い塗料についてお伝えします。
防水性の高い塗料は、メリットがある一方で住宅の耐久性に大きく影響するデメリットも持ち合わせているので、しっかり対策することが大切です。
ぜひ参考にしてくださいね。
□透湿性塗料の効果について解説!
透湿性塗料には、湿気は通し、水分は遮るという性質があります。
そのため、寒い冬に頻繁に起こる結露や、外壁などの腐食を避ける効果が期待できます。
水を通さない防水力のある塗料を塗ると、外側と内側のからも湿気からくる水分が逃げ出せなくなります。
その結果、水蒸気が塗膜を内側から押して膨れを引き起こしてしまいます。
そのため、単純に外壁に防水塗装を施せば良いというわけではありません。
だからこそ、外側からの水の侵入を防ぎ、内部からの湿気を外に逃すという特徴も持った透湿性塗料が必要です。
また、長持ちする家を作りたいときも、透湿性を考慮することが重要です。
近年、断熱性が高い家が多くありますが、断熱性が高い分、結露が発生しやすくなっています。
そのような点でも、透湿性塗料はリスク回避もでき非常に有能な塗料といえます。
□透水性を持たない防水性のみの塗料で塗装した場合について解説!
前述したように、外壁に塗装する際は、透湿性を持たない防水性能のみの塗料で塗装すると、外壁の内側に湿気が溜まります。
湿気が溜まると外側に逃せなくなり、結果的には水蒸気が塗膜を押し、塗膜の膨れや剥がれといった問題につながります。
湿気が溜まった状態が続くと結露が発生します。
この結露が壁内部の断熱材にまで発生し、カビとなり、そのカビが原因で、目がチカチカしたり、気分が悪くなったりと体調不良を起こす可能性が考えられます。
また、建物の腐食が起こることもあります。
このような問題を解決するために、透湿性塗料が開発されました。
窯業系サイディング外壁などに防水塗料を塗るのはタブーとされていた時もありましたが、現在では透湿性のある防水塗料が最適とされています。
健康面や長持ちの面を考えても透湿性は必要な機能です。
□まとめ
今回は、透湿性の高い塗料について解説しました。
今回の記事で、透湿性が家にとっていかに大切な要素か理解したことで、より外壁塗装に関する知識が深まったでしょう。
ぜひ、今回の記事を参考に透湿性の高い塗料を検討してみてはいかがでしょうか。
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