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外壁塗装はDIYでできる?塗装方法を解説します!
2023年03月26日(日)
最近ではDIYで家づくりをする家庭が増えていることもあり、外壁塗装をDIYしてみたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかし、やり方がわからなければ始められませんよね。
そこで今回は、外壁塗装をDIYする手順と、DIYする際に正しく塗らなかったらどうなるのかについてご紹介します。
□外壁塗装をDIYする手順
外装塗装をDIYする手順は、基本的に以下の5つのステップを踏みます。
1番目に、洗浄を行います。
塗装する場所を、ブラシや高圧洗浄機を使って洗浄します。
もし、カビやコケなどの汚れが付着している場合は中性洗剤を使い、ブラシでこすって水で洗い落します。
次の作業に移る際は、濡れたままにはせず、十分に乾かすようにしましょう。
2番目に、養生します。
塗装しない箇所は、塗料の飛沫から住宅を守るため、シートを使って養生します。
特に窓や植木、車などを保護しましょう。
3番目に、下地処理をします。
外壁の下地にヒビや傷があると、そこから雨水が建物内部に浸入し、腐食して住宅劣化の原因になるため、塗装する前には下地処理が必要です。
必要であればコーキングを行いましょう。
4番目に、下塗りをします。
外壁と上塗りの塗料の密着度を高めるため、下塗りをします。
この作業を丁寧に行っていないと塗料が剥がれやすい外壁になってしまいます。
ムラができないようにするためには広い面にはローラーを使用し、角などの細かな部分にはハケを使って塗装すると、きれいに仕上がります。
5番目に、上塗り2回を行います。
下塗りが乾いたら、耐久性を高めて耐用年数を長くするために、上塗りを2回行います。
また上塗りを2回行うことで、塗り残しも防げて、見た目もきれいに仕上がります。
□正しく塗らなかったらどうなる?
外壁塗装をDIYする際に、万が一正しく塗らなかった場合は以下のようなことが起こる可能性があります。
・塗装面での仕上がりの差
・塗膜の白濁
・塗膜剥離
塗装面での仕上がりの差は、仕上げ時のローラーの向きが違うことや塗着量が違うことで発生します。
この対処法として、目地から目地の見切り箇所まではにローラーを同じ向きに動かして仕上げましょう。
塗膜の白濁は、塗膜が十分に乾燥する前に水分の影響を受けることで発生します。
この対処法として十分に雨養生をしましょう。
塗膜剥離は、下塗り材の塗布量が不足していた場合や下地処理が十分に行われていなかったことで発生します。
この対処法として、吸い込みがなくなるまでしっかりと下塗りを塗布してから上塗りを塗布しましょう。
□まとめ
外壁塗装のDIYを行う際は、正しく塗らなければさまざまなトラブルが発生する可能性があります。
今回ご紹介したトラブル以外にも考えられるものがいくつかあるので、よく対処法を確認してから実践することをおすすめします。
ぜひステップを参考に外壁塗装のDIYを行ってみてください。
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