外壁の色にはさまざまな種類があり、色を決めるのは大変な作業です。
また、外壁の色を決める際は単純に何色にしようと決めるわけではなく、カラーシミュレーションなどの外壁の色選び特有の作業を経て色を決めることが一般的です。

そこで今回は、外壁の色を決める方法と自分でできるからシミュレーションの方法について解説します。

□外壁の色を決める方法

＊外壁の色を決める方法

一般的に、外壁の色を決める際は以下の3種類の方法で行います。

1.カラーシミュレーションで決める
カラーシミュレーションとは、パソコンなどで外壁の写真を取り込み、専用のソフトなどを通して塗装のイメージを出力し、確認する方法です。
メリットとしては、複数の色のパターンを同時に確認できることが挙げられます。

2.色見本帳で決める
色見本帳とは、塗料のメーカーが塗装業者などに貸し出している実際の塗料と同じ色の見本です。
メーカーが出しているだけあって、その色味は限りなく実際の塗装に近くなっているため、色のイメージが持ちやすくなります。

3.塗り板で決める
塗り板とは、一定のサイズの板に実際に塗装を施したものです。
塗り板のメリットとしては、色味だけでなく、質感なども合わせて確認できる点が挙げられます。

＊色選びでよく起こる失敗

上記で色の選び方について3種類の方法をご紹介しましたが、可能ならば実際に希望する色で塗装された外壁を確認することをおすすめします。
その理由として、色の特徴として、面積が大きくなると見え方が変わるといったことがあることや、影や陽の光によって見え方が変わってくることがあるからです。

□自分でできる外壁のカラーシミュレーションの方法

上記でご紹介した色の選び方のうち、カラーシミュレーションに関しては、インターネットを通じて自分で行うことが可能です。

代表的なカラーシミュレーションを行えるサイトやサービスは以下の通りです。

・エスケー化研住塗り替えシミュレーション
・スズカファインi Color Paint
・日本ペイントHANA COLLECTION

ただし、先ほども解説しましたが、空シミュレーションだけで色選びを完結させることは失敗につながる可能性があるため、しっかりと
塗装業者に相談したのちに、色の最終確認を取り、塗装に臨むようにしましょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装の色の選び方と、自分でできるからシミュレーションの方法を解説しました。
繰り返しにはなりますが、色選びで大切なことは実例など実際の塗装の解像度を上げることです。
失敗しない塗装を実現させるためにも、塗装をご検討中の方はプロである当社にぜひご相談ください。